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今日の健康食べ物
チーズ
「春」を感じる季節にぴったりの食卓の一品(109)
Back Number(109)

チーズタンパク質に含まれる‘メチオニン’は、肝臓の健康維持に効果あり

牛乳の加工品として歴史のあるチーズは、大きくわけて2種類あります。牛乳や羊乳に乳酸菌や酵素を加えて発酵させた「ナチュラルチーズ」と、それを加熱して再加工した「プロセスチーズ」です。両者とも主な成分はタンパク質と脂質ですが、種類によってその含有量が違い、風味や味わいも異なるといわれてます。チーズのタンパク質は、乳酸菌や酵素の働きによってペプチドとアミノ酸に分解され、牛乳よりも消化吸収がよいのが特徴。特にアミノ酸のひとつである‘メチオニン’は、アルコールの分解を助け、肝臓の健康を守る働きがあります。

カルシウムもタンパク質と結合しているため吸収がよいので、骨粗鬆症や動脈硬化の予防、成長期のお子さんには手軽に補える食品としておすすめです。皮膚のビタミンといわれるビタミンAや、粘膜を保護するビタミンB2も多く含まれ、肌荒れや口内炎対策にも効果があります。特にナチュラルチーズは乳酸菌や酵素が生きたままの状態なので、整腸作用があり、ヨーグルトと同様に便秘対策には効果が期待できるでしょう。



肉類や緑黄色野菜との相性は抜群、隠し味にもおすすめ!

チーズの種類は800とも1000ともいわれるほどたくさんあります。チーズ独特のにおいを楽しんでいる方もたくさんいますが、においが気になる方はリンゴと一緒にたべたり、細かく刻んでサラダにまぜると美味しくいただけます。カツの中(肉の間)にチーズを一切れ入れたり、海苔やベーコンで巻いて油で揚げると、意外な味わいが楽しめるでしょう。すりおろしてカレーやクリームシチューに加えるのもひとつ。風味とコクが増すので隠し味には最適です。その他、芋類や柑きつ系の果物、緑黄色野菜との相性もよく、加熱してとろみを増すと口当たりもよくなることから、オーブン料理にぴったりの食材です。

チーズを保存するときのポイントは、冷蔵庫(2〜4℃)で、きちんとラップで包み乾かないようにすること。もし乾いてしまったら生クリームやブランデー、白ワインなどを加えて、柔らかくするとよいでしょう。冷凍保存は、チーズの繊維がボロボロになるので、粉チーズ以外はおすすめしません。好みのチーズをいつも冷蔵庫にいれておくと、健康にも料理にひと工夫欲しいときにも、便利です。

ビタミンCは体内に貯蔵できないので、たくさんとっても余分な分は尿と一緒に体外に出てしまいます。一度にまとめてとるよりも、何度にも分けてこまめにとるように心がけましょう。

<さらに“おいしい”チーズ情報♪>
「ナチュラルチーズの種類」
水分が含まれる量によって、軟質チーズ、半硬質チーズ、硬質チーズ、超硬質チーズに分けられます。更に、熟成の仕方も以下のように分けられます。

★白カビ熟成タイプ
表面に繁殖させた白カビを利用して、外側から熟成させたもの。クセが少ないのが特徴。カマンベール、ブリーなど。
★青カビ熟成タイプ
ブルーチーズといわれ、内部に自然にまたは人工的に繁殖させた青かびを発酵させたもの。酸味もにおいも強くいのが特徴。三大ブルーチーズは、ロックフォール(仏)、ゴルゴンゾーラ(伊)、スティルトン(英)。
★フレッシュチーズ
牛乳を凝固させて、ほとんど発酵させていないもの。チーズの原形ともいわれ、保存性がない。カッテージチーズ、スカルポーネなど。
★シェーヴェルチーズ
山羊乳を原料とし、独特の臭いが特徴。春にはフレッシュチーズとして、初夏には軟質チーズとして出回る。


 
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