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スーパーなどでも、最近はちょこちょこ見られる「あんぽ柿」。福島県の名産品としても知られています。いわゆる干し柿の一種です。
あんぽ柿についてお話する前に、最初に柿についてご説明しましょう。柿は、大きくわけて甘柿と渋柿に分けられます。「あんぽ柿」をはじめとする干し柿は、後者である渋柿からつくられることは、みなさんご存知ですよね。さて、渋柿の"渋み"のもとは「ジブオール」という緑茶でお馴染みの"タンニン"の成分のひとつ。なぜ渋柿が甘く変わるかといえば、干すことでタンニンが紫外線と反応し、糖分に変わるため、です。渋みの成分には、カビなどの発生を抑える、というメリットもあるようで、保存食にいかに適しているかということがお分かりかと思います。
"あんぽ柿"を栄養という視点からみると、ビタミンA、カルシウム、食物繊維などをたっぷり含み、栄養価が高いことがポイント。とくにビタミンAは、干し柿にした場合、生で食べる時よりも、約2倍多くなるとも言われています。一般的に、ビタミンA=カロテノイド(カロチン)は、「抗酸化作用」で知られ、体内で発生する活性酸素を消去する働きがあることがわかっています。また、ビタミンAには皮膚や粘膜のコンディションを健やかに保つはたらきも! つまり、一年で最も乾燥しがちな今の季節、生き生きとしたうるおいのある素肌づくりぴったりのビタミンではないでしょうか? 食物繊維は、さつまいもの約2倍、セロリの約5倍! というあっと驚くほどの高い栄養価が魅力です。
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