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今日の健康食べ物
Back Number(278)

くわい

寒い冬にぴったりな食卓の一品(278)


独特の苦味成分のなかに驚きのパワー免疫力アップに、ぜひ!

最近「免疫力を高める」食材がマスコミで賑わってますが、そのひとつにあげられるのが<くわい>。くわいといえばお正月野菜としても知られていて、これからちょうど手に入りやすくなる季節です。そこで予習をかねて、くわいのお話を。

くわいの主成分はでんぷん。また、ビタミンB1、B12、カリウム、鉄分、銅をはじめ、免疫力をアップし細胞そのものの健康維持に欠かせない亜鉛などたっぷりの栄養バランスが良い野菜です。栄養面ばかりでなく、味わい面でも優秀! 糖質のでんぷんから醸し出される上品な甘味に、ほろ苦さが加わった、大人向けの味わいといえばいいかもしれません。  

ところで、ほろ苦い…といえば、その「苦味」のなかに隠されている成分にちょっと注目したいもの。くわいの苦味成分のなかには、カテキン、ポリフェノール、タンニンなどもありますが、最も注目の成分が"プロテアーゼインヒビター"という物質。これは、くわいの根元に含まれる苦味成分で、発ガン遺伝子の活性を抑制したり、ガンの増殖を予防する働きがあるといわれています。カテキン、ポリフェノール類は、発ガン物質の抑制に知られた成分ですし、さまざまな苦味成分の相乗効果で、カラダの免疫力アップにも期待度大! 免疫力アップをサポートしてくれる、くわい。いちばん美味しい季節に、いちばん美味しく食べましょう。



注目成分は"水に溶けやすい"のでスープがおすすめ

発ガン予防に効果的だとおすすめした、プロテアーゼインヒビターの弱点は「水に溶けやすいこと」。その克服法は「茹ですぎない=茹で時間の短縮に努める」こと。アク抜きなども手早くすること。大事な栄養成分をまるごといただくためにも、むしろ、アクなんてとらなくても大丈夫、くらいに構えておくべきかもしれません。ですから、溶けだした栄養まるごと一緒にいただけるスープなどがいちばんおすすめ。ニンジン、ブロッコリー、アサリなどといっしょにクラムチャウダー仕立てにするのもいいかも。また、ほくほく感が口のなかでいっぱいに広がる天麩羅も、ほっぺたが落ちそうなくらい美味しいメニュー。定番の煮物はもちろん、酢の物にしたり、フライにしたり、スープにしたり、と。豊富な栄養の数だけ、お料理のレパートリーも広がっているかもしれません。今年のお正月は、くわいのアラカルトで、たっぷりと栄養補給してくださいね。






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