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今日の健康食べ物
牡蠣
これから冬の季節、ぴったりの食卓の一品(53)
Back Number(53)

「海のミルク」は、いまの季節がまさに"旬"。

中華調味料でまろやかな旨味をだす"オイスターソース"のオイスターとは牡蠣(カキ)のこと。食の宝庫とよばれる中国でも、カキは独特の旨味をもつ美味しい中華料理のベースにかかせないエッセンスとして用いられています。栄養価が高く、ビタミンAをはじめ、B群、C、Eなどのビタミン類や鉄、マンガン、ヨウ素、銅、亜鉛などのミネラルもバランスよく含まれることから、別名「海のミルク」とも。肝臓のはたらきを助けエネルギー源になる≪グリコーゲン≫も多く、ほかの貝類とは異なり、消化、吸収率がよいことが特長です。カキには独特のぬるっとした部分がありますが、その部分に含まれるのが≪タウリン≫というアミノ酸。ビタミンA、Eなどの脂溶性ビタミンの消化吸収を助けるはたらきや、血中コレステロールを減らし、血圧を正常に保つ作用などもみられます。



5月〜8月は避けて、食べること。

日本では「花見過ぎたら食べるな」西洋では「"R"のつかない月には食べるな」といわれるカキ。つまり、11月(November)12月(December)など「R」がつく時期はOKで、逆にスペルにRがつかない5月(May)〜8月(August)などの季節はNGというわけです。この言葉の背景には、産卵中のものは、鮮度が落ち中毒になりやすいこと…があったようですが、栄養価もぐ〜んと落ちてしまうので、カキは冬ガキ、と覚えておきましょう。 さて、カキのおいしい食べ方ですが、やはり"生ガキ"がいちばん! レモン、酢だちなどをぎゅっとしぼり、そのままでどうぞ。これにはすこし理由があり、ビタミンCの多いレモンを一緒にとることで、鉄分の吸収率がよくなり、タウリンの損失を防ぐ…ということがあります。カキ鍋もおいしいものですが、あまり煮込みすぎると味がおちるのでご注意を。また消化、吸収がよいことからおこさまたちにも安心の食材。その際は、カキフライやグラタンなどはいかがでしょうか? レモンをはじめ、ブロッコリー、ジャガイモなどビタミンC豊富な食材をいっしょに添えておくと栄養満点のメニューになります。



牡蠣


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