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今日の健康食べ物
シジミ
Back Number(80)

寒い冬にぴったりの食卓の一品(80)

派手さはないけど、肝臓を守る頼もしい食材

シジミ漁が解禁になる季節です。ちょっと地味…とか、あんな小さい身を食べるのは面倒くさくて…なんていう声も聞こえてきそう。でも、シジミって体にすごくいいんです。 よく、お酒を飲んだ翌朝はシジミ汁がいいといいます。これは、シジミが「人体の化学工場」ともいわれる肝臓にとって、とてもよいから。消化・吸収がよく、肝臓の働きを促進させるグリコーゲン(多糖類)やメチオニン(人が体内で生成できない必須アミノ酸の一種)が含まれています。また、胆汁の排泄を促して、肝臓の解毒作用を活発化させるタウリン(アミノ酸の一種)も含んでいます。 シジミのたんぱく質は、すべての必須アミノ酸がバランスよく含まれて、とても良質。しかも、ビタミンB12や鉄はレバーに匹敵するほどで、貧血を防ぎます。さらには、カルシウム、鉄、カリウム、マンガンなどのミネラルたっぷり。脂肪の代謝を助けるビタミンB2も含んでいるので、動脈硬化など生活習慣病を防ぐ力も。ここまで聞けば、お酒好きも、そうじゃない人も、もっと食べたほうがいいこと、おわかりいただけますよね? 



栄養分やうまみエキスが溶け出した汁をゴクン

栄養分やうまみエキスが溶け出した汁をゴクンシジミの栄養分やうまみエキスは汁に溶け出します。みそ汁やすまし汁など汁物にして、無駄なくいただきましょう。みそには、肝臓の機能を高める働きがあり、相乗効果を発揮します。さらに、梅干をいっしょに食べると、梅干に含まれるピクリン酸が肝機能を高めます。お酒を飲んだ翌朝、あるいは外食がちで脂肪の多い食事が続いたときは、シジミ汁に梅干、と覚えておきましょう。

ほかに、にんにくの茎などとともにいためたり、炊き込みごはん、しょうゆづけなどもおいしいものです。できるだけ生きているシジミを入手しましょう。さわったとき、勢いよく貝が閉じるのは、鮮度がいい証拠です。購入したら、真水につけて砂抜きして(シジミは淡水に棲む貝。アサリやハマグリと異なり、真水につけて砂出しをします)、なるべくその日のうちにいただきます。



 


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