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心を癒してくる本

きらめく言葉の玉手箱。
みすゞコスモスへ。


金子みすゞという童謡詩人とは、『星とたんぽぽ』という詩を通じて出会いました。本書にはない詩ですが、ご紹介します。

「青いお空の底ふかく、海の小石のそのように、夜がくるまで沈んでる、昼のお星は眼にみえぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。」

その時の驚きを、どんな言葉で語ればよいでしょうか。宇宙そして自然の神秘と美しさを、こどもの言葉で静かに語りかけてくれる人。本書のタイトルにもなっている『明るいほうへ』の一節です。

「明るい方へ 明るい方へ。 一つの葉でも 陽の洩るとこへ。やぶかげの草は。」

その言葉に出あった人は、誰もがみすゞコスモスへ引き込まれ、その世界に触れた人は、心のなかに静かでやさしい波紋がひろがることでしょう。それは、何十年経っても人の心を打つ「言葉の束」。天才と謳われ、彗星のごとく現れた彼女は、26歳という若さで自らこの世を去りました。彼女が本当に伝えたかったこと…。それは、この書の選者であり、埋もれていたみすゞ文学を世に送り出した、童謡詩人の矢崎節夫氏がよせた巻末の一文を読んでいただければ、よくわかります。

「"みすゞさん"の童謡を読んでくださったみなさんの思いが、明るいほうへ、うれしいほうへ、やさしいほうへと、とんでくださったら、とってもしあわせです。」




『金子みすゞ童謡集 明るい方へ』を買いたい方はこちら
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488284074X/qid=1073532616/sr=1-3/ref=sr_1_2_3/250-9121266-9636254/kosodate-22






■書籍クレジット
『金子みすゞ童謡集 明るい方へ』
著者:金子みすゞ
選者:矢崎節夫
発行所:JULA出版局 
定価1,200円(税別)

■JULA出版局へのアクセス
http://www.jula.co.jp

■著者紹介
金子みすゞ●かねこみすず
明治36(1903)年、山口県仙崎町(今の長門市)に生まれる。大正末期にすぐれた作品を発表し、西條八十に「若き童謡詩人の巨星」とまで称賛されながら、26歳の若さで自らの命を絶つ。死後、その作品は散逸したが、50余年を経て、童謡詩人・矢崎節夫の努力によりその作品の全貌が顕らかにされ、天才詩人として再び脚光が高まっている。

『金子みすゞ全集』(512編)より珠玉の作品60編から成る、選集の第2弾。先日松たか子主演でオンエアされたドラマ『明るいほうへ』の中では、同シリーズの第1弾選集『わたしと小鳥とすずと』から多数の詩が引用されていた。また第3弾選集として『このみちをゆこうよ』がある。





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