もちろん、過酷な状況にあっても信念を曲げないマンデラの高潔な人柄は魅力的で、『24-TWENTY FOUR-』のパーマー大統領役でお馴染みのデニス・ヘイスバートは、想像以上にハマり役。ジョセフ・ファインズも、看守としての使命との板挟みになりながら、マンデラという人物と彼の掲げる理想に惹かれていくグレゴリーの人間っぽさに共感させずにない。そんな二人の絆だけでも感動の嵐が吹きまくりだが、20年以上にも及ぶ物語である。マンデラの家族にもグレゴリーの家族にも、さまざまな出来事が起きる。2人とも歴史のひとこまとなった人たちだけれど、父として、夫としての想いは普通の人たちと同じ。とりわけ、マンデラによって世界への目を開かれていく父と息子、夫と妻。それぞれの愛と絆に、涙、涙、ですよ。
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